【概要】 　文学フリマ東京３９ 出品 　文庫判(Ａ６)／１５０ページ／ＳＦ 【本書紹介】 　時は二十二世紀目前。気象制御技術は革新的に進歩し、天気は人が自由に決める時代となった。あらかじめ国により定められた“今日の天気”の暦――通称「ウェザーカレンダー」は、仕事や日常生活になくてはならない重要な社会基盤だ。 　カレンダーに則って天気を変更する専門技術職員「気象制御士」たちに、ある日突如として下されたのは、「数日後の天気をカレンダーと異なるものに変更する」という緊急業務命令だった――。 　表題作「ウェザーカレンダー」をはじめ、１５００～１５０００字のＳＦ短編９作を収録。 　リアル志向の近未来本格ＳＦから、ホラー風味ＳＦ、ＳＦもどきコメディまで、気軽に楽しめる作品を幅広く取り揃えました。 【収録作品】 ・アイの代名詞 ・今年の夏はひどく青い（本書初公開） ・ペンギンの国 ・遙かなるＳＯＳ ・進歩の果てに進化する ・消えないゴミの日（本書書き下ろし） ・ウェザーカレンダー ・われはロボット掃除機２ ・透明な伝書鳩（本書初公開） 【封入特典】 ・若竹庵×弦月の仮宿　姉妹コラボ冊子「たけつきくらべ」（文学フリマ東京３９　両サークル商品同時購入者特典） ・ＳＦペンギンしおり（文学フリマ東京３９　ペンギンＳＦアンソロジー執筆者の来場者特典）