人類は生まれつき、普遍的かつ矛盾や破綻のない言語生成能力を脳の中に備えているという説を皆様はご存じでしょうか。このため、幼児期における人類の言語習得は驚くべき速さとなりますが、今度は習得した言語を使いこなせるかという別の問題が発生します。 　思っていることを巧く伝えられない、考えていることを上手に表現できない、脳の中ではなんの無謬もなく組み上げられている原初言語を「言葉」「文章」に置き換えることは技術であり、得てして失敗を含むだろうことは想像に難くないと思われます。 　心と言葉は別のもの、そんな言い方も出来るでしょう。 　しかるに 　先日当方に届けられた通知文なるものは怪文書としか思えない程、前後の筋も論理も繋がっていない驚くべきもので、意図的にこちらの心と言語のバランスを破壊せしめんとする爆弾だったのでないかとさえ思えたほどです。 　こちらの商品はその爆弾から慎重に信管を外し無力化した上で、どういうことを主張してらっしゃったのかをもっと分かりやすく組み立て直したものとなります。 　本来二ページあったのですがムダを省いていったら一ページに収まってしまったので、裏面には霧隠サブロー先生の描き下ろしイラストを全面にプリントしました。 　怪文書や人の心に興味がある、学校や職場にいつも怪文書を備えておきたい、そんな方におすすめのしたじきとなります！ ※サイズはＢ５サイズとなります