本書は「西洋エルフ史」「日本エルフ史」「エルフ伝承学」の３編からなる同人誌です。 西洋エルフ史では「エルフの起源から妖精としてのエルフ」「中世民間伝承としてのエルフ」『指輪物語』「指輪物語以後のエルフ作品」『ダンジョンズ&ドラゴンズ』『ドラゴンランス』『折れた魔剣』「D＆D以後のエルフ作品」といった内容になります。 日本エルフ史では『妖精王』『クリスタル☆ドラゴン』『エルフ・１７』といった日本最古のエルフ作品から「水木しげるのエルフ」『ウイザードリィ』『夢幻の心臓』といった日本におけるエルフが登場するゲーム、「国産RPGへの流れ」『ロードス島戦記』「ゲームブック」「日本エルフの耳が長いワケ」「ソードワールド」「エポックメイキングのエルフ」といった内容になります。 エルフ伝承学では「エルフの耳が長い理由」「日本と西洋エルフの耳の形の違い」「エルフの衣装について」「金属とエルフ」「エルフと森」「エルフの食文化」「エルフの派生形」「天狗とエルフ」「エルフ語講座」「グラフと考察」といったエルフの生態や文化に焦点を当てた学問を扱っています。