誰しもが平等に生きているのです。 誰しもが平等に愛を受ける権利があるのです。 けれど、世の中はそう単純ではないのです。 生は平等かもしれませんが、環境はそうではないのです。 不平等であることが全ての基本なのです。けれど、不平等に生きない人など存在しません。 不平等に生きるからこそ、誰しもが手を取りあえるのです。 『私達はみな片翼だけの天使だ。だから、互いに抱き合わなければ飛びたてない。』 ───ルチアーノ・デ・クレッセンゾ