※2PLバージョンは後日のアップデートにて追加予定です。 ──KPCが帰ってこない。 『駅に着いた。今帰るね』と連絡があったのはもう１時間も前のことになる。 こちらからの連絡に返信はない。 もしや何かトラブルにあったのではないか。 いよいよとあなたがKPCの身を案じ始めたところで、ガチャリと玄関扉が音を立てた。 あなたが玄関へ赴けば、そこにはいつもと変わらないKPCの姿があった。 １つ気になる点を挙げるとするならば…… ｢遅くなってごめん。それと、その……｣ ──言い淀むKPCの服の裾をきゅっと掴む、小学校低学年くらいの少年の存在だった。