傷跡の行く先
- Ships within 7 daysOut of StockShips by Anshin-BOOTH-PackPhysical (direct)1,500 JPY

2025/3/16 閃華春大祭2025にて頒布したweb再録小説本です 主従と呼ぶにはフラットすぎて、友情と呼ぶには重すぎる、そんな初期刀で近侍の陸奥守吉行と、創作男審神者くん(名前あり)を中心とした短編集です。 (CP/恋愛要素はありません) A6(文庫) / 本文240ページ / ¥1,500- 各話あらすじ↓ ・一番星みっけ 書き下ろし (pixivにサンプルとして全文掲載)この本丸の、はじまりの瞬間。 ・寝息のうた(書き下ろし) 初鍛刀・小夜左文字視点 本丸最初の日の夜のこと。 「……小夜は名前からしても、夜の感じがするのぉ」 「陸奥守さんは声も大きいし、朝って感じがする」 ・そこにある平熱(pixiv掲載済み) 審神者が風邪を引きました。 「ぬくい、っちゅうのは……ええことじゃな」 ・はすのうてな(書き下ろし) 今剣と陸奥守吉行と審神者の、とある夏の朝の話。 「はながひらくときに、ぽん、というおとがするそうですよ」 ・漣の奥まで(pixiv掲載済み) 銘『吉行』をお手入れする審神者とそれを見守る陸奥守吉行の話 「……せくはらで訴えちゃろうか?」 ・朝を告げる刀(pixiv掲載済み(大幅加筆修正済み) 審神者視点 初期刀・陸奥守吉行、修行に旅立つ前日の話 「なぁ吉行。俺からのお願いなんだけど」 ・傷跡の行く先(pixiv掲載済み(加筆修正済み) 表題作! とある初夏の頃。寺田屋事件へ出陣する第一部隊。そこで邂逅した敵薙刀は手応えが薄く、幽霊のような気配があった。 決死の戦闘の末、重傷を負った陸奥守吉行を前に、審神者が下した決断とは。 「俺だってできるか分かんないよ。分かんないけど……このままじゃ、吉行は助からない気がするから」 ・きょう、来たりなば(書き下ろし) 前作の出陣から約半年後、万屋の福引で『高級温泉旅館ペア旅行券』を当てたこの本丸。すったもんだの末、陸奥守吉行と審神者が決めた行く先は? 「俺、吉行と一緒に行きたいところがあるんだけど!」