彼女が地獄にゆくのなら
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本作は『近代推理』執筆陣のひとりである夜来風音による長編推理小説です。鮎川哲也賞に投稿され、最終候補に選出された本作を、このたび『近代推理』vol.2と同時に頒布することに決定いたしました。
STORY;
──魂は瞳に宿るのだと思う。 目を閉ざした瑛子を見て、ようやくその死を理解した。 珠洲崎 瑛子が死んだ。珠洲崎家の養子である梁は、義姉の死を受け容れられずにいた。奔放で無鉄砲な瑛子は、引っ込み思案な梁にとって最大の理解者であり、唯一無二の親友だったからだ。 失意に暮れる梁は、瑛子の部屋から奇妙なメモを発見する。そこには〝とある人物〟の名前と日付が書かれていた。やがて、そのメモの通りに殺人事件が発生する。梁は同じ高校──お嬢様校として知られる〝秋実学園〟──に通う湊川 愛とともに調査を進め、学園内部に殺人犯がいることを突き止める。 いったい殺人犯は何者なのか。そして瑛子の真意はなんだったのか。奇しくも学園は生徒会長選挙の真っ只中にあり、容疑者たちも選挙に立候補していた。真相を探るため、梁は権謀術数の渦巻く選挙戦へと飛び込んでいく──。第35回鮎川哲也賞最終候補作。 著者:夜来風音 サイズ:A5 ページ数:168頁 価格:1130円+送料(※会場価格とは異なります)