月に浮かぶ
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2024年12月に頒布した残部。夏目と、妖と、そして人との縁を描いた小説です。 A5、70p。 以下あらすじ。 『月の宴』 きっかけは夏目のことばである。 曰く、「ちょびはすごいよな」。 曰く、「妖に優劣ってあるのか?」。 どちらも何の気なしに発言したものであるが、それが犬の会の面々の心に火をつけた。これは、夏目貴志に「すごい」と言わせる戦いであると――。 『風に浮かぶ』 田沼は落ち込んでいた。なぜって、夏目に避けられている気がしたから。相談を受けたタキは、翌日、気づく。隠し事をしているからか、どことなくアンニュイさが深まったように感じる。 普段の彼等であれば、そこで心配して終わりだろう。しかし、本日の彼等は違った。タキは最近視聴している探偵ドラマに影響されていたのだ。そんなわけで、2人は夏目の後をこっそりついていくことにしたのだった――。