MeshSyncPro
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お気に入りの衣装をアバターに着せたら、体が…ああっ、貫通してる! そんな時、Blenderを立ち上げて細かい修正をするのは面倒ですよね。 でも、Unityの中でサクッと直せたら、もっと楽しい創作ができると思いませんか? MeshSyncProは、Unityエディタ上でアバターと衣装のメッシュ貫通を発見し、修正するお手伝いをするツールです。あなたの「こうしたい!」を、もっと直感的に、もっとスムーズに叶えます。 【クイックスタートガイド】 ステップ1:ウィンドウを開き、アバターと衣装を選択する Unityメニューバーから「Tools」→「MeshSyncPro」を選ぶと、専用ウィンドウが開きます。 まずは作業したいアバターオブジェクトをシーンから選択。次に、アバター内の「本体メッシュ」(例:Body)と「衣装メッシュ」(服やアクセサリー)をリストから選びます。 ステップ2:「ここはそのまま!」あなたのこだわりを守るエリア設定 肌を見せたい部分や、絶対に形を崩したくないアクセサリーなどは「修正対象外エリア」として守れます。 「エリアを追加」ボタンでシーンビュー上に半透明の緑色の箱が現れるので、位置や大きさをドラッグで直感的に調整可能。エリアごとに名前も付けられ、複数管理できます。このエリアに入った本体メッシュの頂点は自動修正から除外されるので、あなたのこだわりをしっかり守れます。 ステップ3:「どこが問題?」貫通箇所をチェック 「貫通判定のしきい値」スライダーで感度を調整し、「貫通チェック」ボタンを押すだけ。 MeshSyncProが自動で本体と衣装のメッシュが近すぎる場所を検出します。シーンビューには赤い点で問題箇所が表示され、一目で「ここだ」と分かります。検出が終わると「○個の貫通候補頂点を検出しました」とダイアログでお知らせしてくれます。 ステップ4:「えいっ!」自動修正 「押し出し距離(安全マージン)」をスライダーで調整し、「自動修正」ボタンを押すと、MeshSyncProが検出された本体メッシュの頂点を衣装から押し出して、貫通を軽減します。 アバターがHumanoidリグの場合は、手や足、頭などの大事な部分を自動で「保護ボーン」として認識し、形が崩れないように守ってくれます。修正が完了すると「メッシュの自動修正を試みました」とダイアログでお知らせします。 ステップ5:もっとこだわりたい?「匠」の調整(上級者向けオプション) 「詳細設定」を開けば、修正範囲の広さやスムージング回数・強さなど、仕上がりにこだわる調整も可能です。 さらに、検出された貫通頂点のリストから「この頂点は今回は修正しない」といった個別指定もできます。 ステップ6:「しまった!」と思っても大丈夫。安心の「元に戻す」 「自動修正」後にイメージと違っても、Unity標準のUndo機能(Ctrl+Zなど)で簡単に一つ前の状態に戻せます。納得いくまで気軽に試行錯誤できます。 【MeshSyncProで変わる創作体験】 Unityだけで貫通修正が完結するので、ファイルのエクスポートやインポートも不要。 シーンビューでの視覚的なフィードバックとシンプルなUIで、直感的に操作できます。 「修正対象外エリア」や「保護ボーン」など、あなたのこだわりを守りながら効率よく作業できます。 Undo対応で、色々な設定を気軽に試せるので、理想の仕上がりを追求できます。 【ご注意(MeshSyncProでできないこと)】 MeshSyncProは「本体メッシュの頂点」を動かして貫通を軽減します。衣装メッシュ自体を直接変形したり、メッシュのポリゴン数を変えたり、ボーンのウェイトを自動で塗り直す機能はありません。 複雑な貫通や衣装自体の形状が原因の場合、このツールだけでは完全に解決できないこともあります。その場合はBlender等での追加調整が必要になる場合があります。 また、特定のポーズでの見た目を修正するツールです。アニメーション再生中に常に完璧な状態を保証するものではありません。 「自動修正」はあくまで作業を補助する機能です。最終的な仕上がりはご自身でご確認いただき、必要に応じて手動で微調整してください。 MeshSyncProは、あなたの「もっとこうしたい!」というアバターへの情熱を、技術的なハードルで諦めさせないためのツールです。 Unityの中で、あなたの理想のアバター表現を気軽に追求してください。