FUN-GUS
- Ships within 7 daysOut of StockShips by Anshin-BOOTH-PackPhysical (direct)1,000 JPY

テーマは"大いなるもの"。 仰ぎ見、畏怖し、惹きつけられる上位存在を描く小説4作を収録した小説アンソロジー。A5版108p1,000円。 ・呉衣悠介(@clementia1960)『菌糸生物とダーラムの禁止制限告知』……TCG×キノコ×クトゥルフもの。菌糸生物のコロニーから生成されるカードゲーム、ダーラムに興じる2人の背後で、菌類で構築された世界は静かに変容する。 カードゲーム描写と菌類パンクの融合が生む面白さは唯一無二です! ・たかp(@HowthornD)『図書寮の親指姫、あるいは巨人の一粒種』……お伽話のような語り出しから始まる会話劇。図書寮の裏山の湖に眠る巨人と、巨人から生まれた少女たち。ミクロとマクロの対照的な構図も、"大いなるもの"をテーマとした小説の大きな魅力のひとつです。 ・茂木英世(@mogi_1103)『ピリオドへの途上』……"穴"から出づる人外未知の超常存在、ホーリナーという災厄に脅かされる世界で、それでも"大いなるもの"に魅せられる人間の話です。計り知れないものに惹きつけられる本能が描かれています。 ・巨大健造(@139822km)『大運天命反転殺皆殺』……内側に人を住まわせる神にして建造物、シロ権現と、その神官メトロオーケストラを軸として展開される壮大な物語。対話は出来るが思考や思考の体系がかけ離れた"大いなる"存在とのスケールの違いを味わえる、至極の巨大建造物SFです。