包まずに継いだ Ohne Wickeln geerbt
- Digital300 JPY

『包まずに継いだ』 ──ロールキャベツを包まなかった、ただそれだけの話。 でもそれは、**“味の記憶をどう残すか”**という話でもありました。 ルーマニア西部の家庭料理をルーツに持つ義母のロールキャベツ。 でも私は、ちまちま包むのが苦手すぎてどうしても作れなかった。 だから、包むのをやめてみました。 味を再現しながら、形をあきらめる。 その過程を文章とレシピで綴ったZINEです。 構成:全6章+あとがき+レシピ(2種) 和独併記(二か国語対応) テーマ:家庭料理/ズボラ文化/記憶の継承 特徴:ルーマニア・日本・オーストリアの文化ミックス 特にこんな方におすすめ: 「包むのが面倒だけど、家庭の味は守りたい」 「ズボラだけど、ちゃんと伝えたい料理がある」 「義母の味に愛と負けを感じている」 「冷房が効きすぎた夏に、あたたかいスープを求めている」 「誰かの“うちの味”を、覗いてみたい」 包まなかったけど、ちゃんと伝わった。 これは、手抜きと記憶のあいだにある料理の話です。