【文学フリマ東京40にて初売り！】 　推し活とそれに伴う「お取り引き」を深掘り！知られざる独自の文化の実態は？ 　筆者の観察、体験、そしてお取り引きを行う人びとへのインタビューを通じて、「お取り引き」の実際に迫っていく。本書は、今後刊行を予定している書籍の一部を先行して紹介する「ダイジェスト版」として、以下のような構成で展開される。 　第1章では、推し活とお取り引きの基本的な関係や背景について紹介する。第2章では、インタビュー取材をもとにした事例を通じて、お取り引きのリアルな実態に迫る。巻末には、理解を深めやすいよう「お取り引き用語解説」も付している。 　（はじめにより抜粋） はじめに 第1章　推し活とお取り引き 　・愛を誇示する推し活 　・SNSと推し活 　・他者の可視化と「比較」の罠 　・推し活における熱量とグッズの量 　・グッズ収集と活用方法 第2章　お取り引きのリアル 　事例1：学生Aさん　お取り引きデビューの思い出 　事例2：学生Bさん　知恵がついてくる私たち 　事例3：学生Cさん　交換から友だちへ 　事例4：学生Dさん　推しが高貴だから自分も 　事例5：社会人Eさん　お取り引きはファン同士の「助け合い」 　事例6：社会人Fさん　一人でも平気だけど友だちがいるから 　事例7：社会人Gさん　お取り引きで向き合う「価値観のズレ」 　事例8：社会人Hさん　現地交換のためにホテルをとった話 　事例9：社会人Iさん　SNSでの「注意喚起」 　事例10：社会人Jさん　男女でお取り引きの違いを感じること おわりに 巻末付録　お取り引き用語解説 A5版　並製　106ページ