職場るぽるたぁじゅ
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A5・60ページ 「少女画報」昭和14年連載分を翻刻。 「様々な職業の少女にインタビューする」、一人称形式の単話集です。 ・第一話「アンミツ女史」 女学校を出た後、お役所のタイピストとなった女性がその仕事や同僚や先輩のこと、職場の皆と海へ行った際の失敗談などを語る話。 ・第二話「断乎膺懲(ヤッチマエ)事件」 銀座の有名喫茶店「スリィカラァ」(トリコロールの変名と思われる)の店員の女性が、普段の業務や鎌倉への出店の際の嫌な客、そしてちょっとした仕返しエピソードを語る話。 ・第三話「お母さんありがとう!」 銀座の小間物屋の店員の少女の仕事の内容、他の女学校出の店員と付き合う中でのちょっとした不満、そして最終的には母への感謝を語る話。 ・第四話「友を得て」 省線の駅前売店の売り子の少女が、新聞を買う常連青年の妹と、彼の出征後に仲良くなる話。 ・第五話「憧れの花里女史」 三等郵便局員をしている女性が、局の近くに人気小説家の自宅があると知り、小説家に憧れる同僚と訪ねてみたら……という話。 ・第六話「お気の毒な高山家」 東京の金持ち宅のお嬢さん付きになった少女が、果たしてこの家族は幸せなのか? と感じる話。 この話から「少女画報」においても「由利聖子」名義となります。
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