「あなたを呼び続ける。応える声がなくても――」 人類は被造物の反逆・代替戦争を経て緩やかな滅びに向かっていた。 それに抗う研究開発機関「漁協」は、恋人を亡くした研究員・スウを潜水調査船の唯一の乗組員に任命する。「海の底にいても会いに行く」。生前恋人の口にした言葉を胸に深海に向かうスウは、酸素なき闇の中信じがたき存在と邂逅する。 生きづらさを抱える主人公が、深海へと挑む幻想SF小説！ ※この本は小説の前編となります。 後編は2025年夏頒布予定です。 A5/32P/自家製本 2025年6月1日静岡コミックライブ225（オリComi Shizuoka14）にて頒布