「親を殺す病」は新クトゥルフ神話TRPGに対応したシナリオである。 舞台は現代日本の神奈川県の南部、横須賀市の近辺にある海沿いの架空都市七伏市である。探索者たちは国立感染症研究所の要請を受け、神話的感染症に立ち向かうことになる。このため、探索者は＜医学＞や＜生物学＞、＜薬学＞等の知識を持つ感染症研究者である設定が必要だ。 プレイ時間は5~6時間、プレイヤー人数は2~4人向けにデザインされている。特徴は非線形型のシティシナリオで、複雑な状況の管理が必要となるため、キーパー難易度は高い。 なお、作品中にはウイルスに関する独自設定や独自解釈が含まれるが、これは現実の出来事とは一切関係ないフィクションである。