【VFC UMPガスブロの弱点を克服】 VFU UMPガスブロシリーズは公式ライセンスと強力なリコイルが魅力ですが、弱点として命中精度がそこまで高くないという課題点もあります。これは、ノズルが少し短く弾が適正位置まで送り込まれず、射撃ごとにホップのかかり具合が一定に保たれないからです。いわゆる、"躓きホップ"と言われる現象です。画像2の左側が純正状態で40m先のターゲットを狙ったときの命中精度であり、お世辞にも命中精度が高いとは言えません。 このキャップはノズル先端に装着することで簡単にノズル長さを延長することが可能であり、ホップかかり具合の変動を防ぐことで高い命中精度を実現できます。これによって、画像2の右側のように同じターゲットを狙った際にも大幅に命中精度向上が可能です。 また、航空宇宙分野で使用される強度と軽量性を両立した超々ジュラルミン(A7075材)から削り出しで製作されており、動作への影響を最小限にすることができ、同時に高い耐久性を実現しています。 【ノズルキャップの装着方法】 ノズルキャップの切り欠き部分をを下側にして、円筒部分をノズルに圧入するだけです。 場合によってはノズルへ差し込む円筒部分の外側をやすりで少しずつ削りながら差し込んで頂く場合もあります。 なお、純正の状態に組み込んだ際にも一定の効果はありますが、PDI製の「Wホールド チャンバーパッキン VSR/GBB用」のパッキンと合わせて頂けると、相乗効果で飛躍的に命中精度が向上します。 【注意点】 ・このキャップを装着すると初速3m/s程落ちますが、少しの初速低下と引き換えに大きな命中精度向上を実現できます。 ・このノズルキャップは新型ローディングノズルの寸法に合わせて作成しています。旧型ローディングノズルにも使用できますが、この場合は少しノズルが短いので完全には改善されません(一定の効果はあります)。また、ver.2ノズルの中でもVFC UMPシリーズはロットによって少し形状が異なり、ノズル内側が絞られている物の場合は穴の内径を4.5mmに拡張する必要があります。画像4、5枚目 ・組み込みの際に発生する分解・組み立てで発生した破損に関しては責任を負いません。