戯曲(脚本)『窓辺の周りに峠があって』(上演可)
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オリジナルの戯曲(脚本)『窓辺の周りに峠があって』です。 Web小説家とピアニストが、喧々諤々話し合った末に、連載小説を締める最後の一言を決める物語です。 ************ 本脚本の著作権は全て作者(巳崎怜央)に帰属します。 著作権法に基づき、無断での複製・改変・販売・掲載(WEB上を含む)等を固く禁じます。 上演に関しては、営利・非営利目的問わず、必ず著作者名(巳崎怜央)をクレジットに明記してください。 明記していただければ、事前の許諾は不要です。 上演のご報告をいただけた場合には、作者としてとても嬉しく思います。
脚本情報
・キャスト:3名以上(性別不定) ・上演時間:約50-60分 ・ページ数:24p ・初演:みけそりあ第一回公演『窓辺の周りに峠があって』(2025/06/14(土)-15(日))
登場人物
・氷上緋衣(無気力なWeb小説家) ・湯下美空(溌溂なピアノ奏者) ・エトセトラ(その他複数キャラ) (役者の性別に応じて、随所の呼称も変更。 例)「ハンプシャー・ボーイ」→「ハンプシャー・ガール」)
イントロダクション
「『ハンプシャー・ボーイに花束を』──、最終話!」 とある小説投稿サイトで全体閲覧ランキング第二位の記録を達成し、 そのまま単行本化まで成し遂げてしまった売れっ子Web小説家の氷上緋衣。 彼は、五年もの連載を経たミステリーアドベンチャー小説『ハンプシャー・ボーイに花束を』の完結を目前にして、 物語を締める肝心の最後の台詞、そのたった一言を決められないでいた。 そんな彼の友人は、全日本ピアノコンクール三位入賞の経歴を持つピアニストの湯下美空。 湯下の紹介で喫茶店を訪れた二人は、最後の台詞を決めるべく侃々諤々の議論を重ね、 ついには一言を絞り出す。 ──大丈夫。窓辺の周りは、峠だよ。

