鳴いた蝉と鳴かない蛍
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6/15(日)開催のとどちオンリー 「あおい空でも瞬く君へ 星願2025」新刊② イマジナリー千早と過ごしながら自分の気持ちと向き合う藤堂のお話になります。 A6文庫本/118P(約4.5万文字)/800円 ※本文サンプル → https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24904533 ▼アテンション ※藤堂の部屋にだけ出現するイマジナリー千早なるものが出ます (そういうちょっと不思議なお話なのでここで引っかかる方はご注意ください) ※高校卒業後の進路は藤堂:プロ入り/千早:大学野球の設定 (プロ野球のことは調べながら書いていますが、浅薄な知識ご容赦ください) ※シリアス目ですが最後はハピエンです ※ノベルティ(しおり)は1会計に1枚おつけします!
あらすじ
ある日突然藤堂葵には、ここにいるはずのない人間──『イマジナリー千早』が見えるようになった。 無事にプロ入りを果たした一年目。調子は悪くなかった。けれど、絶好調には程遠かった。なにか微妙に歯車がかち合っていないような、そんな違和感を抱えて走り抜けたワンシーズン。ようやく回ってきたオフに、寮の部屋に現れたのは高校時代のチームメイトとそっくりの存在だった。思い出すのは、眩しくも爽やかな記憶。そして、藤堂が選んだひとつの結末。 「会いたいなら自分で連絡くらいしたらどうですか?」 正直に言えたらどんなにいいだろう。会いたい。たった一言。なんなら声だけでいい。自分だけに向けられたあの特別が聞きたい。けれどもう、藤堂にはそんな資格はない。 『好きです、藤堂くん』 卒業式を迎えたあの日。春とは名ばかりの寒々しい風が吹くなかで、メガネの向こう、べっこう飴みたいな二つの目が諦めたように微笑んだのがわかったのに。 『……ごめん、千早』 そう言って──千早を振った、藤堂には。






