【COC6版】きみがいなくても大丈夫。【SPLL:E191532】
- Digital100 JPY

きみがいなくたってこの世界はなんにも変わらなくて、 時間も止まったりはしなくって、 僕が朝起きる時間も、人生も、 なにひとつだって変わらなかった。
▽Overview
形 式:KPC+PC 舞 台:どこでも(現代想定) 傾 向:しっとり / RP重視 必 須:KPCが生存探索者であり、PCがロスト探索者である事。 推 奨:お互いを想う関係性である事 推定時間:2~3時間程度(ボイセ/RP量による) ロスト率:KPC:選択による / PC:もうしんでる 略 称:きみなく その他 :喪服差分があると没入感が出るかもしれません。
▼Caution
【PC条件】 KPCを置いて逝ってしまった事を後悔できる人物である事。 【こんなPLにオススメ】 ロスト探索者と生存探索者で話がしたい ロスト探索者の救済はしたくない ENDによって転生できなくなっても構わない ENDによって心中する結果になっても構わない メリーバッドエンドも好き 執着・愛情などの強い感情が好き 【注意】 置いていった探索者と、置いていかれた探索者が最期の時間を共にするシナリオです。所謂エモシというものであり、神話要素が濃いシナリオでは無く、加えてロスト探索者の救済はありませんのでご注意ください。探索者同士は、プラスの感情でもマイナスの感情でも良いので、相手に強い感情を抱いている2人を推奨します。 軽度の後遺症を持ち帰る事になります。探索者の選択によって、メリバかハピエンかどうかが大きく変わるシナリオです。KPはシナリオを読んだ上で回す事が可能かご一考ください。 ▼含まれる要素 神話生物の独自解釈 / 伝承や都市伝説 / 一本道要素 / 選択・ダイスによる分岐 / PCがKPCの運命を握る / KPCの選択でEND分岐(発生は低確率) / 行動や感情の指定 / RP重視 ▼含まれない要素 動物虐待 / 性的描写
▽Story
_長い、長い、気が遠くなるほどにとても長い、悪夢を見ていた気がする。 瞼をゆっくりと開けて、胸に刺さる青色の空を瞳に映す。雲が穏やかに流れていく様をぼんやりと眺めていた。 「おはよう。よく寝てたね。」 聞き馴染みのある声がして、思わず飛び起きて声の主を確かめた。 現状を把握しようと脳が動きはじめて、何故自分に考える事ができるのか疑問をもった。何故こんなにも心臓が早く脈打つのか分からなかった。 すごく怖いことがあった気がする。恐ろしい事があったように思う。 それなのに、いつもと変わらない顔で自分を眺める君がいた。 「どうしたの?なんか変だね、今日。」 ・・・・・いつも通りだ。 いつもと変わらない顔で、自分を眺める君がいるだけ。 自分の身に何があったかなんて、分からなかった。 肝心なところはなにひとつ、覚えていなかった。
▼Contents
・利用規約 ・本編PDF(39P) ・本編テキスト(約22000字) ・トレーラー(3枚) ・ロゴ(png形式1枚) ※利用規約は必ず一番最初にお読みください。 ✧2025.7/21 初版 ポトラ参加作品
▽Others
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」 このシナリオは完全フィクションです。シナリオに登場するものは全て実在のものとは関係ありません。又、神話生物の独自解釈が多く含まれます。このシナリオは犯罪行為、それに並ぶ思想、信条、宗教を擁護あるいは非難する目的を持って書かれたものではありません。それらを含む行為や差別的思想を助長するいかなる意図もありません。 シナリオの購入及びセッションにより生じた問題について、作者は一切の関与を致しません。