「あきらめの光」 “あきらめる”という言葉に どこか、悲しみや敗北の色を感じていた私たちへ。 この歌は、 その言葉の本当の意味── 「明らかにして、受け入れる」 という、魂の叡智に光をあてるために生まれました。 手放すことでしか見えない風景。 終わらせることでしか始まらない旅。 そのすべては、あなたの光へとつながっているのです。 過去の痛みも、報われなかった想いも この歌の中で、やさしく抱きしめてください。 「あきらめ」は終わりではなく、 本当の自分に還る“扉”。 この音の光が、 あなたの深い場所に眠る希望をそっと照らしますように。 ── アマリエより ☆　　　☆　　　☆　　　☆ あきらめの光（The Illumination of Release） 束縛も　命の一部 自由だった　あの世から 自ら　鎖のある　世界へと 降りてきた　理由がある 人は　本当は　縛られたくない それでも　誰かを　縛ってしまう その矛盾を　抱きしめるために ここに　生まれてきた 苦しみの中に　安らぎがあり 悲しみの奥に　優しさが宿る すべてを　諦めるとは すべてを　明らかにすること そして　ただ　受け入れること ルールも　制限も　不自由も ときに　心を　守る盾 縛られながら　芽吹く　喜び その複雑さに　気づいた時 あの時の怒りも　この痛みも すべてが　愛への　通過点だった 「自由でない今」を　生ききった先に ほんとうの　自由が　待っている 諦めるとは　投げ出すことじゃない 明らかにして　手放すこと 涙の底に　光が差す この束縛こそが　目覚めの扉