CoC6th『葬いとことほぎ』
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葬いの島の、祈りの祭りがはじまる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 当シナリオにはクトゥルフ神話、神話生物、呪文、魔導書、アーティファクト等の独自解釈および改変があります。 当シナリオの内容はフィクションです。実在の人物、団体、宗教、事件、災害等とは一切関係ありません。
シナリオ要項
システム:クトゥルフ神話TRPG6版 傾向:島内シティアドベンチャー 推奨探索者数:3〜4人(複数PC可) 想定プレイ時間:ボイスセッション8~10時間/テキストセッション15〜20時間 難易度:高 このシナリオにおける難易度とは、シナリオで想定されるものの内、最も難易度の高いエンディングを全PCが生存かつ正気度を残した状態で迎えるために求められるダイスロールの難易度を示すものであり、探索者たちが望むのであれば無条件で生還することが可能である。 PCは4人、(あるいは3人)を想定している。PLが4人に満たない場合は、KPがPCを1人操作したり、1人のPLが複数人のPCを操作し探索者を4人にしても良い。 当シナリオはいわゆるゾーキングによる情報収集が多く含まれ、KPは適当な情報を適当なタイミングで公開する必要がある。会話による情報の公開が多く存在するため、PLには情報を引き出すための会話力、KPには質問等に対応するアドリブ力が求められる。なお、この情報収集は必ずしもロールプレイによるものである必要はなく、会話内容の共有がKPとPL間で行われても問題ない。 ※ゾーキングとは周囲の状況をKPに確認したり、NPCに質問することを指す。
シナリオ概略
豊かな自然に青い海、有名映画のロケ地、リゾートウェディングなど、近年観光地として注目を浴びているとある島。 5年に1度催される伝統的な祭りを控えたその島に、探索者たちは休暇を利用して訪れることになる。 その祭りは、かつて行われていたある儀式を起源にもつらしい。親切な島民と活気のある島内に紛れる奇妙な都市伝説や人身御供の歴史、そして様子のおかしい島民。羽音と共に探索者たちへ忍び寄る不可解な出来事や不穏な気配をよそに、伝統の祭りがはじまる。
PL向け情報
舞台は現代日本の離島。探索者たちは小正月、任意の目的で島へ訪れることになる。探索者同士が既知の仲である必要はないが、導入時点で意気投合しシナリオ中はまとまって行動してもらうことを想定している。ある程度他者と交流が可能なPCが望ましい。新規、継続不問。 来島の目的は観光、特に小正月に開かれる祭り、結婚式の下見、映画の聖地巡礼などを選択すれば探索の動機になるだろう。 目星を使用する機会が多いほか、戦闘が発生する可能性がある。また、クトゥルフ神話技能を使用する機会が何度かある。 PCの平均POWは8以上推奨。
注意/参考
プレイに際して ・災害(噴火)、に関する描写があります。 ・虫に関する描写があります。 ・出目によるロスト、永久的狂気の可能性があります。 ・改変、ネタバレ等は良識の範囲内で自己責任でお願いします。 ・不明点等ございましたらbooth内メッセージか@coc_saseroのDMまでご連絡ください。 KPは基本ルールブックを所持していれば回せるような記載に努めているが、マレウス・モンストロルムとクトゥルフ2015を所持しているとより内容が理解できるだろう。 影響を受けた作品 ・フランツ・カフカ『変身』新潮社(1952) ・ロビン・ハーディ『ウィッカーマン』(1973) ・デヴィッド・クローネンバーグ『ザ・フライ』(1986) ・クズ卓『ゆっくりクズどものクトゥルフ』シリーズ他
SpecialThanks
トレーラー協力:五日火あん、35 本文チェック:あまねねね、長い夢、ヒナヒ テストプレイ協力:むっちゃめ その他テストプレイにご協力頂いた皆様