ある夜　わたしの歌声は ふと　遠い記憶の扉を開きました 幾千の転生を超えてもなお 消えることのなかった願い 果たせなかった愛 そして　ふたたび巡り合う魂の約束 この物語は 過去と現在をつなぐ 魂の“帰り道”を描いたものです 花魁として生きた夜の雪 すれ違った愛の鈴の音 そして　現代に生まれ変わり ふたたび交差する運命の瞬間 たましいは どんな時も　真実の愛を 忘れずに　旅をつづけているのです 「あなたが放った想いは かならず　愛となって還ってくる」 そう信じられるすべてのひとに この小さな物語が やさしく　寄り添いますように アマリエより ☆　　　☆　　　☆　　　☆ １，短編小説：《アマリエからの伝言》№1388「千の記憶、ひとつの魂」 ２，音声：探求対話：№1388「千の記憶、ひとつの魂」 ５，画像：ジャケット「千の記憶、ひとつの魂」