HakoVerse-3Dモデルコレクション・アトリエ
- Digital0 JPY

既存の3D管理ソフトへの不満と、コレクションに特化した3Dモデルソフトがあればいいと思い、開発を始めたソフトです。 きっかけは単純で、複雑なUIの3Dモデル編集ソフトなどを使わずにもっと気軽に並べてニヤニヤしたいとか、簡単にポーズつけて眺めたいとか、理想的な空間にモデルを配置したいとか。 これにモデル管理機能も備えたのが、HakoVerseです。 複雑なUIにうんざりすることなく、誰もが直感的に、自分の大切なコレクションを愛でることに集中できる。そんな空間を目指しています。 現状、基礎的な機能の実装が完了したため、早期アクセス版として公開します。 無料で公開していますが、支援大歓迎です。
実装済み機能
◆ コレクション機能 (ギャラリー) インポートしたモデルを、サムネイル付きで美しく一覧表示。タグ、ランク、作者名などの詳細な情報で整理し、強力な検索・ソート機能で目的のモデルをすぐに見つけ出せます。 (VRMモデルの場合、内部に設定されている項目(商用利用可否などの利用規約)を自動でメモに転記します) ◆ ワークスペース機能 (レイアウト) ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、あなただけのジオラマ(シーン)を作成できます。モデルだけでなく、光源や展示用のディスプレイアセットも自由に配置可能。合意制御によるシミュレーション機能も付いています(グラフラプラシアンをUI上で編集し、各エージェントの情報伝達ルールを簡単に変えて、フォーメーション移動のシミュレーションが出来る機能。各エージェントの連続した座標と速度はCSV出力可能で、unity等で読み込みことで同様の動きをさせることが可能です) ◆ ショーケース機能 (3Dビューワー) コレクションのモデルを一体ずつ、最高のクオリティで鑑賞するための専用モードです。ターンテーブルでの自動回転やアニメーション再生はもちろん、背景、ステージ、ライティングを自由に組み合わせ、理想の環境でモデルを撮影できます。高解像度なスクリーンショットやGIFアニメーションの書き出しも可能です。
開発ロードマップ
HakoVerseは、皆様からのフィードバックや支援を元に、継続的に進化していきます。ここでは、将来的に実装を計画している機能のロードマップを公開します。 (このロードマップは現時点での計画であり、優先順位や内容は変更される可能性があります) ◆ 近日中のアップデート予定 (Short-Term Goals) ・高度な検索とフィルタリング ファイルサイズ、頂点数、インポート日などでモデルを絞り込める、高度な検索パネルを追加します。 ・メタデータの強化 コレクションカードにカスタムフィールドを追加し、ユーザーが独自の管理項目を設定できるようにします。 ・GIF設定の拡張 GIF録画時に、フレームレート(FPS)、解像度、ループ回数などをより細かく設定できるようにします。 ・ステージプリセットの種類追加 ショーケースモードで利用できるステージプリセット(「サイバーパンクな路地裏」「自然風景」など)をさらに追加します。 ・ショーケースモードの詳細な背景設定 単色や画像だけでなく、グラデーションやスカイボックス(360度背景)を設定できる機能を追加します。 ・高度なデバッグ表示モード ワイヤーフレーム表示、法線表示、ボーン(骨格)の可視化など、モデルの構造を詳細に確認できるデバッグ機能を追加します。 ◆ 中期的な開発目標 (Mid-Term Goals) ・フォルダ同期機能 指定したローカルフォルダをHakoVerseのコレクションと同期させ、フォルダ内の変更がアプリに自動で反映されるようにします。 ・レイアウトモードでのアニメーション再生 ワークスペースに配置したモデルのアニメーションを、その場で再生・プレビューできる機能を追加します。 ・一括処理(バッチ処理)機能 複数のモデルを選択し、「タグの一括追加・削除」や「メタ情報の一括編集」などを一度に行えるようにします。 ・高度なエクスポートオプション ジオラマを書き出す際に、テクスチャの解像度やメッシュの圧縮率などを選択できるオプションを追加します。 ・コレクション統計ダッシュボード コレクション全体のモデル数、タグの使用頻度などをグラフで可視化する統計ページを追加します。 ・フォーメーションパターンの追加 自動整列機能に、「球体」「螺旋」「ランダム配置」など、より多彩なフォーメーションを追加します。 ◆ 長期的なビジョンと研究開発 (Long-Term Vision) ・AIポージング機能 写真やイラストからポーズを読み取り、VRMモデルに自動で適用する革新的な機能です。 ・VRM機能の強化 表情(ブレンドシェイプ)の編集、視線追従(ルックアット)の設定、揺れもの(Spring Bone)の物理演算プレビューなど、VRMをより深く扱える機能を追加します。 ・プレゼンテーション機能 モデルのスクリーンショットと情報を組み合わせ、キャプション付きの紹介画像やPDFとして綺麗に出力する機能です。
内容物
ZIP内 ・HakoVerse Setup 0.5.3.exe (インストーラー) ・README.md (取扱説明書) ・README_english.md(取扱説明書 ENG ver.) ・README.pdf(取扱説明書) ・利用規約.txt ・LICENSE.txt (ライセンス表記)
推奨動作環境
OS:Windows 10 / 11 (64bit) CPU: Intel Core i7 (第9世代) または AMD Ryzen 7 (第3世代 ) 以降 メモリ: 32GB以上 グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 2060以上
更新履歴
v0.5.3(2025/8/10) ・英語化対応しました。 v0.5.2(2025/8/1) ・レイアウトモードにディスプレイ追加 台座やガラスケースなどの展示用アセットに、モデルをドロップすることで、自動フィッティングされ飾ることが可能です。 ・レイアウトモードに自動フォーメーション配置機能を追加 合意制御を利用した自動フォーメーション移動、配置の機能を追加しました。グラフラプラシアンの数値修正、移動軌跡をCSV出力可能です。 v0.5.1 (2025/07/26) ・VRMにインポートしたアニメーションが反転するバグを修正 ・ショーケースモードの表示設定から環境クリエーターを切り出し、ステージのプリセットの種類を追加、部屋、壁の色を編集できる機能の追加 ・レイアウトモードにて、ディスプレイタブ追加(機能はまだ未実装) ・ショーケースモードにて、プロモードの機能を追加(実験段階) v0.5.0 (2025/07/21) ・最初のバージョンをリリースしました。
利用規約(要約)
・本ソフトウェアは無料で利用できますが、本作者は利用者からの任意の支援(寄付)を歓迎します。 ・本ソフトウェアの再配布、譲渡、貸与、販売を禁止します。 ・本ソフトウェアの利用に起因して利用者に生じたあらゆる損害について、本作者は一切の責任を負いません。 ・詳しい内容は、同梱の「利用規約.txt」をご確認ください。
連絡先・サポート
ご意見・ご感想・不具合報告は、以下の連絡先までお気軽にご連絡ください。 data.gachizei.c@gmail.com