【創作小説】午前0時のシェアハウス #01
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🌙 作品概要 深夜のシェアアトリエを舞台に、 若き表現者たちの友情と嫉妬、恋とアートが入り乱れる。 笑いと痛みが同居する、ちょっと不器用でリアルな青春群像劇。 アートを愛するすべての人へ贈る、 コメディタッチの心理ドラマ。 ※今回は紙書籍のみの頒布となります。 ※電子版の配信は現時点では予定していません。 ⸻ ✳︎ 作者より 夜更けに灯りを落として、静かな音楽を聴くように読んでもらえたら嬉しいです。 誰かの創作の原点や、誰かとの“居場所”を思い出すような物語になれたら。 🕯️ “Midnight Sharehouse” — stay up a little longer, with us. 頒布情報: 2025/11/2 参羽鴉21夜にて頒布 24ページ、A5/モノクロ本文 通販版補足: 梱包やBOOTH手数料などを上乗せした料金です。ご了承ください
🎨 登場人物
零(レイ) 奔放な表現者。性別の狭間で揺らぎながら、誰よりも真っ直ぐに生きる。 藍(アイ) 穏やかな世話焼き。地に足のついた優しさで、誰かの痛みに寄り添う。 蓮(レン) 理想を追う夢想家。飄々とした笑みの裏に、静かな葛藤を抱えている。 それぞれの夜を、それぞれの視点で描くオムニバス小説。
📖 #01 あらすじ
造船所の街の外れ。 廃業した製菓工場を改装した“アジト”に、三人の若者が集う。 表現者の零、画家の蓮、そして彼らを支えるマネージャーの藍。 創作と衝突と笑いが混ざり合う夜、 散らかった机の上には、湯気を立てるコーヒーと未完成のキャンバス。 それぞれの息遣いが、静かな音楽のように空間を満たしていく。 藍にとってのこの場所は、穏やかなシェアハウス。 蓮にとっては、筆を握る手が止まらないアトリエ。 そして零にとっては、舞台の光を失ったあとでも呼吸できる“帰る場所”だった。 停電の夜、灯されたひとつの炎を囲みながら、 三人のあいだに交わされるのは、約束とも慰めともつかない言葉。 それでも確かに、そこには目に見えない“絆”が生まれていた。 ──友情と創作の狭間で揺れる、 それぞれの夜を、それぞれの視点で描く群像オムニバス、第1巻。

