信号機の写真とエッセイの本です。 街のどこにでもある信号機。 普段から彼らに特別な想いを抱くことはない。 けれど、ときにふと彼らに魅入ってしまうこともある。 それは、まだ始発すら動かない、空気がしんと澄んだように張り詰めた朝に慣れないスーツを着て駅へ向かう途中。部活に疲れて帰る夕焼けのなか。 彼らは何もものを言わず、ただ青・黄・赤と繰り返すだけだけれど、ときにそのさまが何よりも雄弁に語っているように見えるときがある。 そんな哀愁を誰かにも伝えられまいか、わかってもらえやしないか。 そんなことを思って、作った本です。 全24ページ。価格は1冊800円（送料込）です。 写真は12枚。すべて信号機の写真です。それらすべてに解説代わりのエッセイを添えております。 サイズはA4変型サイズ。7インチレコードのジャケットと同じサイズです。 本は、レコードジャケットのスリーブにかけて発送いたします。 感傷過多の写真と文章ですが、必ずそんなものが好きな人はいらっしゃるはず…… そんなあなたのために作った本です。 ぜひお手にとっていただければとっ……!!