友だちの定義
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五名の"友だち"で構成された"友だち"アンソロジーです。 かずら:【べつにセックスなんていらない】 "だけど私、気付いちゃったんだよね。めでたしめでたしの後の物語を誰も頑なに描こうとしないことに。" 間違いだらけの暗闇の中へ、それでも二人は歩いていく。 夜風:【夏の綻びに君を見る】 "伊波のことを名前で呼んだことがない。澪、と呼ぶことなく縁が切れてしまった。あの夏の日が蘇る。" 晩秋に思い出した「伊波澪」という友だちを追いかけ、主人公は苦悩する。 セキグチルック:【流動と斑点】 "こういう、もう痛みもしないけれど気味の悪い傷跡を、 一生折に触れて見つけなおしてしまうのかな。" ひとりの女の子の、世界と水が合うまでの話。 甘藍:【ダイアローグ】 "この言葉の音は、私たち二人だけの間でしか響かないのだ、と思いながら書く言葉って、どんな ものでも少しは詩なのではないか、と思えるようになってきたのです。" 見知らぬ相手から突然届いた、メール交換の誘い。徐々に紡がれていく、二人だけの対話。 しをはら:【愛という名のもとに】 「がんばれぇ、社会人」 "完璧な夢は終わる。そしてぐちゃぐちゃの生活が始まる。" 新卒2年目の氷降は、仕事で心身をすり減らすうち「夢の中でだけ会える友だち」の存在に依存していく。 B6サイズ/170ページ//表紙:一色ハルキ様


























