乾燥した砂漠の砂丘地帯をゆっくり歩くラクダをモチーフにした、人生あるあるキャラクター「タビト」。ヒトコブラクダ（哺乳類／ラクダ科）が、暑さと乾きに強い体で砂漠や半砂漠を移動し、少ない草や低木を食べながら生きている生態をベースにしています。コブに栄養やエネルギーをため、長距離の旅にも耐える性質を、「人生の荷物と計画をたくさん背負っている存在」として擬人化しました。 タビトは、頭の中の人生設計図だけなら何度もアップデートしてきたタイプ。ノートや紙の上では、10年後の自分の姿や理想の暮らしがきれいなルートで描かれていて、「もし全部うまくいったら、こんなふうに生きたい」というイメージはしっかり持っています。けれど、いざ今日の一歩になると、いつものオアシスに寄り道したり、砂をいじりながら「まあ、もう少し様子見でもいいか」と足を止めてしまいがちです。 イラストでは、ラクダらしい長い首とコブを残しつつ、全体を少し丸くデフォルメして、おもかわ寄りのシルエットに。コブにはくるっと巻かれた紙のロールを差し込んで「人生設計図」のピクトにしてあり、右手でも同じ巻物をゆるく抱えています。片足だけ半歩前に出しながらも、踏み出しきれていない絶妙なポーズで、「いつでも動けるはずなのに、まだ安全圏の外に出られていない」感覚を表現しました。 表情は、遠くの地平線を見ているような、やさしい目元と、片側だけ少し上がった口元がポイント。「人生設計図だけなら、もうとっくに完成してるんだけどね。」と、どこか他人事のように語りながらも、本当は自分でも一歩進みたい気持ちがにじんでいます。焦りよりも、自分のペースをなんとか肯定したい、ゆるい自己ツッコミ系の空気感です。 タビトは、最短ルートや最速の成功を目指すキャラではなく、「寄り道や足踏みも含めて、自分の旅路なんだよな」と受け止めようとしている存在。ずっと同じ場所にいるように見えても、考え方や視点だけは少しずつ変わっている、そんな“ゆっくり進んでいる人”の象徴でもあります。人生計画だけやたら立派になってしまった人、いつも「いつかやる」と言いながら日々に流される人に、そっと刺さる一匹になればうれしいです。 アイコンやヘッダー、創作企画の住人枠、「人生あるある」系の企画タグのお供など、のんびりマイペースな自分をちょっと笑いたいときに使ってもらえるとうれしいです。 #タビト #ラクダ #哺乳類 #砂漠の生き物 #クセつよキャラ図鑑 #人生あるある #ゆるいイラスト #動物イラスト #生物イラスト #キャラクターデザイン #オリジナルキャラ #オリキャラ #SUZURI #Booth この商品はpixivFACTORYで作られた商品です。サンプル画像は完成イメージのため、実物と異なる場合があります。