◯日々の隙間に沈む感情をゆっくり拾い上げる短歌集です　164首収録/書き下ろし◯ 叙情を重視し、文語・口語を自然に混ぜました。 一首ずつが独立しつつも、全体としてゆるやかな流れが生まれるような配置になっています。 内省的な作品多めです。 仕様：A6 (文庫本サイズ) / 88ページ / 本文モノクロ 著者：リ久フ久（りくふく） 発行日: 2025. 11.21 印刷所: ちょ古っ都製本工房 〈収録作品抜粋〉 キリル文字のジェーに似たりし虫と遊ぶ土手に花火まつ宵口に かろうじてといふを動詞にして生くる行ひ全てかろうじたりき 淡色の張子のクマをトンと押すもののこころよ起きよまたよ 気持ちより早き季節に煽られて挫けし心冷やす三叉路 明け方に足の甲へとのしかかるぬるき肉球漆黒のポヨ ⚠︎帯はランダムです（画像と異なる場合があります）。ご了承ください。