水際の祭儀
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nesの私家版第一歌集『水際の祭儀』。2024年11月頃から2025年7月までに作った短歌の内、300首を収録。内容は第13回現代短歌社賞候補作となった『二月の自傷とその彩度』と同様です。A5判、158ページ(表紙4ページを含む)。 オンデマンド印刷のため、注文を受けてからお手元に届くまでにややお時間を頂きます。ご了承ください。匿名配送です。 収録歌より 十一番目の樹皮を燃やして揺れようかネクロマンスいつかどうしようもない彫刻刀を 愛情がテールランプに尽くすとき未知の鉱石なら不甲斐ない 夜霧ってこんなざわめきだったのか罪を嗅がれる捺印とバザール スキー場は金色のさかなを増す、と呪言をたどたどしく閃いた 光の兎を渡せなかった日々なんて決まってヴィーナスの曇りだね 目次 Ⅰ 変数を知らずに制御せよ 頬の裏 祝祭の扉とアンティパシー 暗転。 ある意味では信仰と同値の猫撫で声 四季はやがて路線図へと切り替わる Ⅱ 二月の自傷とその彩度 Ⅲ これからの病名の命名規則 視聴率そのものをわたしは知らなかった 性的な数字は下降する 偶然と発語 投げられた賽が魚の餌になるまで 光らない膵臓 あとがき この商品はpixivFACTORYの同人誌印刷サービス( https://factory.pixiv.net/books )で印刷・製本されます。



