蝉丸伝説 -音曲の神様はなぜ坊主めくりのジョーカーになったのか<未完>
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坊主めくりで"蝉丸ルール"と特別扱いされ、子どもたちを絶望の淵に追い込んできたジョーカー札の蝉丸。 百人一首に選ばれた高名な歌人にして琵琶の達人、さらには音曲の神として滋賀県の関蝉丸神社に祀られ、その伝説は能や歌舞伎の演目にもなっているのに、実在していたかどうかも怪しいとされるこの人物は、もしかすると日本人にもっとも愛されてきた"千年アイドル"ではないだろうか---。 素朴な関心を元に調べ始めた蝉丸伝説を、[未完]のままギュッとまとめました。 ・はじめに 第1章 千年アイドルの誕生 第2章 蝉丸、神様になる ~関蝉丸神社へ おわりに (46ページ、本邦初公開。文学フリマ東京41出品作)
著者プロフィール
1958年福岡県生まれのライター。体験・見聞したことをベースに執筆活動を続けている。映画化、マンガ化もされた代表作『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)をはじめ『猟師になりたい』シリーズ(信濃毎日新聞社)、『夕陽に赤い町中華』(集英社インターナショナル)、『ツキノワグマの掌を食べたい!猟師飯から本格フレンチまでジビエ探食記』(山と渓谷社)、『ラーメンの神様が泣き虫だった僕に教えてくれたなによりも大切なこと』(文藝春秋)など著書多数。


