辛いのに目が離せなかったあなたへ送る『むしって捨てた』感情解説ガイド
- Digital500 JPY

◆はじめに 『むしって捨てた』作品を読んで、胸にざらつく何かが残ってしまったあなたへ。 苦しいような救われるようなそんなもどかしい気持ちが残っているなら、それはこの作品があなたの感性のどこかに触れた証拠かもしれません。 こんにちは!月夜の晩にです。 本作品は、pixiv掲載作品『むしって捨てた』を題材にした解説ガイドです。 『むしって捨てた』 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20687806 こちらでは物語の裏話や設定解説に加え、 この作品に心がつよく反応してしまった読者さん自身の感情や価値観を、言葉にすることをひとつのテーマにしています。 ・この物語がどこから生まれたのか ・キャラクターや狂気の構造 ・救済と復讐が重なったラストの意味 などなど、そうした作者視点の解説を通して、 読者さんご自身が「なぜこの物語が気になってしまったのか」を紐解いていく構成になっております◎ なのでこれは「作品を理解するためのガイド」というよりも、「この作品に惹かれたあなたを理解するためのガイド」であり、「あなたという感性に出会うためのガイド」です。 (作品を通して自分を知る、っていうのも面白いかなと思いまして) ちなみにですが、 ・診断や評価は行いません ・読み解きや感性の正解を押しつける内容でもありません ありのままの感性のかたちをただ言葉にして肯定する、そんな内容です。 『ああ、私ってこういうところに救いを感じたり、根っこの部分ではこういうテーマが好きだったのね』 などなど、 そんな風に、読みながら「あ、これ自分のことかもしれない」と感じてもらえたらと思います。 ※文字数:約3400字 ◆目次 (1)この物語はどこから生まれたのか 1. 蝶が「生理的に無理」だった話 2. 「君に決めた」が呪いになる瞬間 3. 嫌う側と、嫌われる側の両方を描きたかった理由 (2)『むしって捨てた』という物語の中身 4. いちばんしんどいところ ― マスターの嫌いな姿になっていく悲劇 5. ミュウは、なぜ最後まで変われなかったのか 6. マスターという「臆病な男」について 7. 死が救済であり、刑罰でもあるラストについて (3)作者の個人的なお気に入り 8. 美しい羽に囲まれて死ぬ、という救い 9. 憎かったものに、最後に寄り添われるという皮肉 (4)もし違う選択をしていたら 10. if① ミュウが生き残った世界 11. if② すべてが優しい夢だった世界 12. ハッピーエンドが描けない理由 (5)この作品が写し出す、あなたの心 13. 「許せないのに、ざまあと思いきれない」感情 14. 救済と復讐が重なった物語 15. この物語に反応したあなたの心の内 (6)最後に 読者さんへのお手紙 16. 正解のない物語として 17. もしよければ、あなたの答えを聞かせてください
