1990年の小倉北区。
まだ街に余白があり、
バスの走行音と信号の切り替わりのあいだに、
ゆっくりと時間が流れていた頃の風景です。
平成初期、北九州市・小倉北区。
当時のごくありふれた日常を切り取った一枚を、
ブロマイドとして仕立てました。
これは、懐かしさを消費するための写真ではありません。
「確かに存在した時間」が、
この街に、そして私たちの生活の中にあったことを、
静かに手元へ残すための一枚です。
額装してインテリアとして。
あるいは、ふとした瞬間に眺める記憶の断片として。
それぞれの距離感で、お楽しみください。
文士工房アーカイブより。