鳴らない足跡
- Digital500 JPY

目を開けている間、空間は鳴り続ける。 目を閉じると、すべては消える。 本作は、 視覚をトリガーとして音が発生する迷路構造を扱った 世界観設定資料形式の短編作品です。 物語ではありません。 仕様書です。 迷路内では以下の法則が成立します。 ・視界に含まれる全情報が即時発音 ・閉眼と同時に完全無音化 ・出口方向には極微差が存在 ・足跡および他者痕跡は無音 ・進行により空間は侵食される 侵食率、音響崩壊域、微差検出理論、 観測失敗ログ、出口判定アルゴリズムまでを体系化。 本作は「音で満たされた迷路」ではなく、 侵食によって定義される空間構造を扱います。 約1,900字 A4形式・テキスト中心 世界観仕様書シリーズ 前作『質問した時点で失敗する世界』とは異なる軸で、 今回は「音」と「侵食」をテーマに設計しました。 短編ながら、 構造・理論・ログを含む高密度設計作品です。
