みづもの
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昭和24年、進駐軍占領下の東京。上京して下宿暮らしをしている官立大生の青柳凜斗は、人の文字が虫に見える奇妙な症状を隠している。学内で唯一普通に読めた貼紙をきっかけに、駄菓子屋を訪れると、店主の堰はシベリヤ帰りで、どこか得体が知れない。が、凜斗の能力を買ってくれ、学校帰りに凜斗は店番として働くことになる。その矢先、下河原線の仮乗車場で妙齢の女性・美遙と再会する。それからというもの凜斗は美遙と行き会うのを楽しみに、店番に通うが……。地図の空白や復員兵の影が交錯する中、生と死の境界が妖しく溶け合う、幻想小説。 目次 一.暮れ方の道案内 二.クロイツェン 三.濁点の差分 四.片道切符 五.コントラインヂカチオン 六.芒洋たる軌条のほとり あとがき 単行本・四六判(ソフトカバー)350ページ フルカラーカバー&帯付き 紙(註入り)しおり付き クリックポスト(送料185円)で発送致します。
















