「…医師は居るか」 　ノックもせず、否、ノックの必要もない飾りだけの扉を開け、無造作に跳ねる銀髪を揺らしながら男がやって来た。外の血煙から逃れる様に後ろ手ですぐさま扉を閉めれば、途端に男の鼻腔を突く薬品の臭い。鉄臭いよりはいくらかマシに思える様になったのはいつからか、男はふとそんな事を考えながら先程の質問の答えを探しに奥へ向かった。 銀狼と闇医者が出会い、そしてそれぞれの道へと行くまでを、私の勝手な妄想を詰め込んで書いた拙い文です。 ここはこんなだったら良いな、みたいな感じで書いたものになります。 一応、福沢×森ですが、CP要素薄いです…すみません💦 ※ご購入後の辛口コメントはやめてください💦※