Blessed / Forgotten
- Digital100 JPY

祈りは、誰に向けられるのでしょう。 祝福される命。 祈られる命。 そして、祈られることすら忘れられた命。 この作品は、「命の価値」ではなく、命に向けられる視線の違いをテーマに制作しました。 中央へ続く光の階段は、救いの象徴です。 しかし、その道へ続く入り口は誰にでも開かれているようでいて、現実では決して平等ではありません。 祈る少女。 祈る天使。 祝福を象徴する聖母。 愛を描いたタロット。 死を描いたタロット。 そして、静かに置かれた車椅子。 どれも同じ世界に存在しているのに、 向けられる眼差しだけが違う。 鮮やかなビビッドピンクは「希望」の色ではなく、 痛みの中でも消えない生命の光。 黒は絶望ではなく、 誰にも見えなかった感情の色。 私は答えを描きたかったのではありません。 ただ、一つの問いを残したかった。 「私たちは、本当に命を平等に祝福できているだろうか。」
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