見つけたい2-6
- Digital300 JPY

「・・・踏み込んだ話になって来たなぁ・・・満が心配するのも分かるけど、トシさんよりも、今はヨシキさんの傍を選んだんだ。ヨシキさんの心配をする方が先だろう。」 「分かってるんよ!それが、今の俺には、うまくできへんの!!SUGIZOはそういうの簡単に割り切れるからええよ!」 「簡単でもない。ただ・・どっちつかずなのは、却ってよくないって、自分に言い聞かせているだけだ。それが俺にはできてお前にできない筈はないってことだろう。満!逃げたい気持ちよりも。今を大事にすることを考えろ。必ず二人を繋ぎ合わせることはできる!トシさんだって諦めていない筈だ。」 「・・・・」 「それを疑い始めたら、満は、トシさんを心配してるんじゃなくて、疑っている!そう捉えられるぞ?俺たちから。」 「・・・・あ・・・」 「光樹さんが、俺たちにも聞けって、音声データを送って来た。問題はメディアを遠ざけて聞かないといけない。ヨシキさんが、敢えて無駄な隙を与えないようにって、メディアを引き付けてくれてる。その気持ち、絶対裏切れない。分かるよな?!」 「・・・それって・・ヨシキさん聞かへんって事か?」 「あの人は・・・・あの人こそトシさんのことになると、先入観の塊りのようになる。今は、聞かせない方がいいって誰もが思っていて、本人もそれを自覚してる。」 「・・・・・・・」 「蔑ろにはできないだろ?ヨシキさんの気持ち。」 「俺の気持が間違ってた!今できることに専念する!!」 「辛いけど、乗り越えような、ここは!みんなで。」 「ああ!!」
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