小説、漫画、アニメ、映画等の「物語」の構造について解説しました。 古くから言われる「人間が書けている」というのはどういうことなのか？ 「物語」は人間が書けていなければならないのか？ 前半では昭和の時代（あるいはもっと昔）からある種の呪縛のように言い伝えられている「物語のセオリー」について説明しています。 後半は「日常系」と呼ばれる21世紀に登場した「新しい物語」の形式について。 「あずまんが大王」「シン・ゴジラ」「映画大好きポンポさん」を例に、古くからの「物語のセオリー」に当てはまらない作品を読み解きます。 作る側、読む・観る側、どちらでも「物語」に興味のある方すべてにとって、何かの役に立てるものを目指して書かれた本となっております。 PDF 1.2MB 60頁　約14,000字