副業収入がある会社員が年内にやっておく記録整理
- Digital980 JPY
年末調整では終わらない副業収入の記録を、令和8年のうちに月の単位で閉じます。ここに書くのは、国税庁が公表している区分と期限の要約と、入金・経費・月次を空欄へ写す手順です。誰の申告が必要かの判定はしません。 国税庁のページ(1900)は、確定申告が必要になる人の区分の一つとして、次を示しています。給与を1か所から受け、その給与の全部について源泉徴収がされていて、給与所得と退職所得以外の所得金額の合計が20万円を超える人です。還付申告をする人は、この区分から除かれます。所得金額は、収入から必要経費を引いた額です。根拠として所得税法が示されています。20万円を超えるかどうかは、この記事では判定しません。 この区分の出典は次のとおりです。令和8年分。令和8年4月1日現在。取得日時は2026-11-02 14:22 MYTです。 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm 国税庁のページ(2020)は、令和8年4月1日現在法令等として、申告期間は原則として翌年2月16日から3月15日まで、申告と納付の期限は原則として翌年3月15日まで、と示しています。令和8年分に当てはめると、2027年2月16日(火)から3月15日(月)までです。 この期間の出典は次のとおりです。令和8年分。令和8年4月1日現在。取得日時は2026-11-02 14:22 MYTです。 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2020.htm 申告の期間そのものは、年が明けてからです。令和8年のうちにやっておくことは、その期間に見返す材料を、月ごとにたどれる形で残すことです。残す記録は次の三つです。申告書へ数字を入れる作業ではありません。 入金一覧。副業の入金を1件ずつ残します。日付、取引先、内容、金額、証憑の保管場所を、同じ行に置きます。日付が空欄の行は、どの月の合計へ乗るかが決まりません。金額だけが分かって、相手と内容が欠ける行は、一覧としては閉じていません。 経費証憑。支払いを1件ずつ残します。日付、支払先、内容、区分、金額と、領収書や受領の控えなどの証憑の所在を、同じ行で対応させます。どの支払いが必要経費に当たるかは、この記事では判定しません。証憑は、支払った日付と相手と金額を、あとから辿るために残します。内容のメモがなく、金額だけが残っている支払いは、月次へ載せる前に、証憑へ戻って中身を書きます。 月次合計。各月について、記録した収入の合計と、記録した支払いの合計を分けて置きます。年間では、収入の計、支払いの計、その差額を、月次を足した形で見ます。差額は、記入した金額の差です。所得金額は、収入から必要経費を引いた額だと、上のページが示しています。記入した差額が、その所得金額に当たるかどうかは、必要経費に当たるかの確認を経る話であり、この記事では決めません。 三つの記録は、別々のままでは閉じません。入金一覧の1件が、その月の収入合計の内訳になり、経費証憑の1件が、その月の支払い合計の内訳になります。月次合計は、その内訳を月でくくったものです。年内に見るのは、日付や相手や証憑の所在が欠けた行がないかです。区分へ当てはまるかの確認は、年が明けた申告の期間に、上のページへ戻って行う話です。 書き込む用紙は、収支記録シートを空欄のテンプレートとして使います。はじめから数字は入っていません。入金、経費、月ごとの合計は、自分の記録を、自分で転記します。このシートは、申告が必要かどうかを計算しません。転記した合計を、上の区分と照らすかは、税理士または所轄の税務署に確認します。 本記事は一般的な情報提供であり、個別の税務相談・申告代行ではありません。個別の判断は税理士または所轄税務署にご確認ください。