羽狛狐 トートバッグS
- ¥ 1,320
ちょっとしたお出かけに便利なトートバッグのSをご用意しました。 お弁当を入れて。 こまごまとした身の回りの物を入れて。 コンビニに行くとき、スーパーの買い物へのお供に。 https://factory.pixiv.net/booth/products/tote_bag こちらが公式で細かなサイズや生地の詳細などがわかるようになっております。 狐!いいですよね、大好きです。 横に小さく入っている文字はドイツ語の格言で Jeder ist seines Glückes Schmied. 意味は「天は自ら助くる者を助く」 (詳しくは下の解説で) この狐の柄の商品は他にも色々とございますので ぜひご覧下さいませ! ◆羽狛狐 トートバッグS https://urahanabi.booth.pm/items/1279623 ◆羽狛狐 サコッシュ(ナチュラル) https://urahanabi.booth.pm/items/1279240 ◆羽狛狐 サコッシュ(ブラック) https://urahanabi.booth.pm/items/1279297 ◆羽狛狐 サコッシュ(黒ネガ) https://urahanabi.booth.pm/items/1279305 ◆羽狛狐 サコッシュ(グレイ) https://urahanabi.booth.pm/items/1279257 トートバッグはこちらのほかにもいくつかそろえております。 サイズは違いますので、お気を付けください。 (こちらの商品より大きなものとなっております) ◆黒猫清光トートバッグM https://urahanabi.booth.pm/items/919919 ◆猫と狐マッチ柄トートバッグM https://urahanabi.booth.pm/items/919793
発送予定日
- トートバッグ - S - プリント面積小2024/11/30
狐と格言について
◆◆◆◆ 商品に関する説明ではありません。 モチーフ説明ですので、読まなくても大丈夫です! またこちらの記事は、素人がうろ覚えと、主にネット検索によって書いたものなので、とんでもない間違いを堂々と書いている可能性もあります。 面白いなあと思われたら、ぜひ原典を探してご自分でお確かめくださいませ。 ◆◆◆◆ こちらの絵柄、お狐さまです。 お狐さまは稲荷神の神使とされます。 お稲荷様とは、日本の食の神様たちが集まって形成された稲神さまで、伏見稲荷大社が大本宮、豊穣の神様から転じて商売の神様ともなりました。「食うに困らない」ために働いて下さる神様の使い、と言えそうです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%A5%9E 狐が稲の天敵である鼠を捕食すること、狐の色合いが稲に似ていること、更に尻尾の形がよく実った稲穂に似ていることなどから、入り口は渡来民の信仰ながら、お稲荷様は日本の神様としてしっかり根付きました。 さてこちらの狐は、実は翼があって、龍の化身でもあります。 ………ただ、どうしてもどうしてもその出典が見つけられないんですよ……。 ずいぶん昔、何処か、何処かで見つけて以来大好きな神獣なのですが、普段は龍で、ときに角と羽の生えた狐の姿になる○○龍というのが居た……と、記憶しているのです。 が。 此処数年、ずっと出典と名前を探しているのですが見つかりません。もしかしたら夢だったのでしょうか…。 たしかね、應龍だったと思うのですがネットで検索しても狐になるなんて記述は見つけられないのですよね……。ご存知の方、あるいは名前の分かる方はぜひツイッターで@urahanabiまで 教えてやってくださいませ。 そんなわけで、この狐たちは私の中では、お狐様であると同時に龍性も持つ狐たちです。 ◆ 独鈷杵(どっこしょ) 背景に書いてあるものは独鈷です。 こちらは煩悩を打ち砕く仏具。 お稲荷様なのに独鈷と画くの?? ……いいのです。気にしないです…! 日本の神様たちは心が広いのですから…!! ついでに宝珠と蓮の花までつけちゃいます。 おめでたくてありがたいもの満載です。 でも、ごちゃ混ぜにして書いてあるよってことはご了承ください。 気になるようなら……ごめんなさい。 私はこのどのアイテムも、大好きなのです。 ◆ Jeder ist seines Glückes Schmied. イェーダー イスト ザイネス シュミード 天は自ら助くる者を助く ドイツ語の翻訳にかけてそれぞれの単語を調べてみました。 Jeder;それぞれ ist;~です。英語のisかな? seines;彼の Glückes:幸せ Schmied:鍛冶屋 なので、直訳だと、 各々が、それぞれの幸せの鍛冶屋だ 私達一人ひとりが、自分の幸せを作り出す鍛冶屋、という意味ですね。 シュミードとはスミスです。ブラックスミスのスミスです! なので、厳密には鍛冶屋のみならず金工師なども含めた細工師というべきなのでしょうか。 幸福は自らの手で築くもの、という訳し方のほうが一般的だと思うのですが、私は、 天は自ら助くる者を助く に掛けるほうが好きです。 こちらは実は英語の格言の訳詞です。 英語のことわざ 「Heaven(God) helps those who help themselves.」 自分自身を助けようと努力するものを、天は助ける。 日本語だと、 人事を尽くして天命を待つ でもあります。 幸福になるためには、自分自身が動かなくてはなりません。 自分自身でひとつひとつ、細工師のように自分の幸福を得ようと頑張らねばいけません。 ……でもね。 ちょっと、この言葉、耳に痛くて辛いですよね。 よくよく分かっているけれど、ほんの少し助けて欲しい。 なので、私はこの言葉とともに狛狐を置きました。 毎日頑張って、自分の幸福のために努力しているあなたのために、狐たちが、天が、少しだけお手伝いします。 天は自ら助くる者を助く、です。 狐はあなたの頑張りを決して見逃しません。 その努力がたとえほんの僅かなものだとしても、二匹の狐はしっかり見ていてくれます。 今日頑張って学校に行ったこと。 今日頑張って仕事に行ったこと。 今日頑張って、朝ごはんを食べたこと。 今日頑張って、生きていること。 すべて、無駄ではありません。その小さな一つ一つの手順で、幸せは作られていくのです。 だって、細工物は、いきなりポーンと出来上がるわけではないのです。 まずはじめに、図面を引いたり、材料を選んだり、切り出したり、磨いたり、あらゆる手順を経た上で、仕上がるものだからです。 急に作業が進む日もあれば、地道に、ただただ一日地金を磨くだけの日もある。それどころか、漆が乾くのをただ待っていなくてはいけない日もあるのです。 今日のあなたのその、些細な、些細な頑張りのすべてが、将来の幸福にとつながっています。 あなたの幸福という細工物を仕上げる、手順の一つです。 迷って迷って線を引いてください。 たった一つの線を引くために、何日も何日も悩んでください。 全て無駄にはなりません。 その全部を、狐たちはちゃんと見ていてくれます。 Jeder ist seines Glückes Schmied. イェーダー イスト ザイネス シュミード 狐たちと一緒に、唱えてみてください。 私はこの狐の意匠が、そんな風にあなたの助けとなることを願っています。 そうやって思いを掛けた品物には、ほんとうに神様が宿るのが、この日本という土地だと思っています。