納品PSDをチェックするJSXスクリプト作例
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著者がアニメ等の美術として部下や外部協力会社からの納品PSDファイルを管理するなかで、撮影(AE)に渡すうえで不適切なPSDファイルの要素を自動でチェックするために作ったフォトショップ用スクリプトを、作例として紹介した本です。 整ったPSDファイルを撮影に渡したいアニメ美術、不本意ながらも大量のレイヤーが残ったまま受け取ってしまった制作、撮影の方に参考にしていただきたいと思って書いた本です。 ファイル形式:pdf ページ数:40ページ 制作年:2019
まえがき
Photoshopのファイル形式であるPSDには沢山の情報が含まれています。 画像を編集する際にはとても便利なことですが、違うバージョンのPhotoshopだと適切に開けなかったり、AfterEffectsにインポートする際に問題になったりするため、他人に渡す場合には注意が必要になってきます。 例えば納品のための仕様を決めて作業するのはいいことですが、正しく作成されているかをひとつひとつ確認するのは大変です。 本書はそのような、PSDファイルのチェックや定型処理を自動化するために、Photoshop用スクリプトJSXを使ったスクリプトコードの例を紹介します。 おそらく普段からPhotoshopを使うデザイナーの多くの方にとってはスクリプトというものは馴染みが無いものかと思いますが、まずはJSXスクリプトを使うとどんなことができるのかを知っていただいて、作業の自動化、効率化のヒントになれば幸いです。 本書で必要な知識 • Photoshopの基礎知識 • Javascriptの基礎知識
テスト環境
本書のスクリプトはWindows10のPhotoshopCS5、およびPhotoshopCC2019でテストしています。