
とある本丸の薬研は、審神者の指示で自分のほしいもの・やりたいことを帳面に記録し、叶ったら線を引いて消すようになった。 そうして自らが望むものを探る日々の中、徐々に燭台切と親しくなっていくが――。 “燭台切光忠と、一緒にいる理由がほしい” その日、薬研藤四郎は、顕現してから初めて泣いた。 ◆2019年7月14日の閃華の刻27(@西3ホール I-18b)にて頒布した小説です。Twitterで開催された『燭薬版深夜のお絵描き一本勝負』第21回お題「距離感」参加作品に大幅に加筆し、燭薬が両想いになるまでを書いたもの。 ◆紙の本ならではの楽しみ方ができるものを目指して、作中の帳面を再現した外観・一部フォントの変更・背景加工等の工夫をしております。 ◆A5/56頁/オンデマンド(和綴じ) ◆送料別、発送はスマートレター(180円)にて。『燭薬年表 大燭薬史』と同梱の場合には、クリックポスト(200円)での発送となります。 ◆本作の数年後の二振りが出てくる小説ペーパー(4頁。イベント当日の燭薬ペーパーアンソロ企画『食卓できみは囁く』に参加させていただいたもの)を同封します。
内容についての注意書き
◆性別不詳の審神者が登場、台詞あり。 ◆独自の本丸設定多数あり。 ◆戦闘・負傷の描写若干あり。 ◆何か挟まっているページあり(お読みになる際はご注意ください)。
サンプル等
◆本作のもととなった、『燭薬版深夜のお絵描き一本勝負』第21回お題「距離感」参加作品は、https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9066680#3 の3ページめに掲載しています。 ◆本文サンプルは画像2枚目以降をご覧ください。(2~8枚目が上記小説の修正版、9枚目が書き下ろし部分です。)