■2019年8月　C96新刊 ■B5/44P/表紙のみカラー ■想定PL数：3～4名 ■想定プレイ時間：3～4時間（オフ）、6～7時間（オフ） 　こちらのシナリオ集は、クトゥルフ神話TRPG向けのシナリオ集ですが、いずれも銃器を使って戦闘することを前提としたシナリオとなっています。拳銃、SMG、アサルトライフル、アンチマテリアルライフル、C4プラスチック爆薬といった現代兵器が活躍します。 　「クトゥルフ神話TRPG」ルールブックには、「銃撃戦になるのはシナリオが失敗したときだ」というような意味のことが書かれています。ですが、銃撃戦とは「銃を撃ち合って戦うこと」です。一方的に怪物を撃つ分には、銃撃戦ではありません！そんなわけでこのシナリオでは気兼ねなく撃ちまくって頂けます。（一時的狂気に陥った探索者の銃口がどちらへ向くかは…ダイスのみぞ知る） 　そもそもクトゥルフ神話TRPGには、「２０１０」などのサプリメントなどもあわせると大量の銃器データが公式に用意されています。種類で言えば、そんじょそこらの戦闘RPGよりも数が多いくらいです。このデータを使わずにいるなんてもったいないですよね――ということで、TRPGからあげ会の中でもミリタリーネタが大好きな「るいす」と「K++」の二人で3本のシナリオを制作しました。 　以下に各シナリオの内容を簡単に紹介します。 ■南極光 　表題作です。こちらのシナリオでは探索者は全員、米海軍特殊戦コマンド「シールズ」の一員として作成します。（シールズ隊員作成用の特別ルールあり） 　探索者たちのチームはNSA（国家安全保障局）からの司令で、南極近海で消息を絶った海洋調査船の救助を命じられるのですが、なぜか完全武装で現地に行くことを求められ……というシナリオになっております！ ■ミルク工場 　こちらのシナリオでは探索者は米国中央情報局CIAの準軍事工作担当官（パラミリタリーケースオフィサー）として作成します。（こちらも特別ルールあり） 　探索者達のチームはアフリカ某国で活動するNGOがテロ組織の偽装ではないかという疑惑を調査するため、現地に派遣されます。調査を進める中で、奇妙な事件が発生していることに気づき……というシナリオです！ ■インスマスの逆襲 　こちらは制作者：K++さんから直接紹介コメントを頂きました。 「平和な休日を楽しむ人たちに忍び寄る深き者達の魔の手！ といった感じのコンセプトで銃撃戦やホラー雰囲気を楽しめる ハリウッドホラー映画的なものを目指して作りました！」 　とのことです！ 　いずれのシナリオも実プレイ時はオンラインセッションでのプレイでした。オンラインセッションでもそこそこのプレイ時間で収まるように、比較的短めのシナリオとなっておりますので、お気軽に遊んで頂けると思います。 　「南極光」の実プレイ時のログを編集したリプレイも収録！ 　また、表紙絵は既刊「妣が国へ」と同じく、ジャギ（Twitter:@totororon)さんにお願いしております。素敵な表紙をありがとうございます…！