日本語ではほとんど存在しないACPI規格の初心者向け解説本。
最初に押さえておくと、ACPI規格書を読むのが楽になる規格の背景と登場コンポーネントの概要を最初に解説。一読してわかりにくいPower State(電力状態)間の関係とそれぞれの状態の意味をまとめ、さらにACPIハードウェア仕様について解説をしている。
さらに、ACPIテーブル、ACPI名前空間の概要についても解説を加え、LinuxやBSDのPower Managementに関するコードを読むとき、業務でPower Management機能を実装するとき、自作OSを書くときに有用な情報を提供している。