あきはたそかれ
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#2「あきはたそかれ」 A5/34p 2018.05.04発行 "秋"をテーマにした短編小説合同誌 六年生・五年生 中心
収録内容
この葉、ひた紅なれども ― 潮江・立花 潮江に誘われた立花が栗拾いに行く話 「この景色も見納めか」 木の実落つる ―――― 尾浜・久々知 いのちが転がり落ちる話 「俺もお前も、何も残さずここで終わるんだよ」 誰やの者 ――――― 尾浜・鉢屋 何者でもない鉢屋の話 「名を、間違えたろう」 ※CP要素(鉢尾)あり 秋は誰そ彼 ――――― 善法寺・食満 次の季節へと歩みだす話 「僕たちはまだ、あのときの迷い子のままなんじゃないか」 秋明けこぼれ ―――― 善法寺・食満 分け隔てない食満に気が付いてしまった善法寺の話 「見ろ、伊作。山の端が燃えているみたいだ」 この葉、ただ紅ならず ―― 潮江・立花 約束をたずさえた男が山を登る話 あの山のもみじは降り尽くしてしまった。