2019/9/8に開催された文学フリマ大阪にて販売させていただきました、約140pの中編小説になります。
少量ではありますが、在庫がありますので販売させていただきます。
【あらすじ】
藤沢凌には、後悔していることがあった。
それは、初恋の記憶だ。
ひと夏の僅かな時間を共有した少女へ抱く、淡い感情だ。
当時中学生であった凌の初恋は実らなかった。
何も気づいてあげられなかったから。
後悔を引きずりながらも凌は漠然と、だらだらと日常を過ごすが、大学生になってからしばらく経ったある日、凌の前には1人の女性が現れた。
それは、記憶の少女によく似た女性。
凌は、後悔を掻き消す為に後悔を重ねる・・・・。