ミスティック・スチーム:プロトタイプ
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■作品あらすじ 魔法が存在しており化石燃料の代わりに魔力と呼ばれるエネルギーによって支えられている架空の1920年アメリカを舞台にしたダークファンタジー ■神秘的な蒸気発展の世界へようこそ 魔術が技術として確立された世界。第一次世界大戦により魔術の技術が大きく発展し、1920年現在のアメリカは黄金時代を迎えていた。 この世界はどちらかといえば我々GMやPLの住む世界に似た歴史を歩んでいる。恐竜は絶滅し、ローマは繁栄の末に滅び、様々な争いもおおよそ同じことが起きて同じような決着をしている。違うところは昔から魔術の存在が認知されている事と、それによって生まれた技術が使われていることだ。知的生物として国に認められた動物も居る(種族としては存在していない)。 機械の動力は”液体魔力”とそれによって生成される蒸気に似た気体”ミスティック・スチーム“が主流で電気は使われていない。 町中で煙突や配管パイプから排出され空に昇っていく”ミスティック・スチーム”が見られるだろう。 また、魔術変換路とカートリッジによってだれでも手軽に魔術を使うことが出来るようになった。 ■堕落する者達 肉体を異形化させる「悪魔の酒」が裏で取引されるようになり、それが切掛けで禁酒法が可決された。それの影響を受け、表だって酒が飲めなくなった。 だが、警官が帰りに私服を着て裏酒場でビールを飲む、真面目に守っている警官はそう多くはない。 「悪魔の酒」のせいで異形化し暴れる浮浪者や、悪魔の酒を使って勢力を伸ばすマフィアによって治安が悪化し、警察組織はその機能を十分に発揮できないでいる。 今やアメリカは混乱と狂乱の渦に呑み込まれようとしているのだ。 ■市民達は誰に助けを求めれば良いのか? ある時海外の自伝小説がこのアメリカで人気を博す。イギリスの「シャーロック・ホームズ」という探偵が様々な魔術品を巧みに操り助手と共に難事件を解決していくそんな内容の自伝小説である。 その自伝小説に触発されたのかは分からないが多くの探偵事務所が生まれたのは事実である。 探偵たちは様々な依頼を市民や時には政府から仕事も請け負っている者も居る。 ファイル内容 ルールブック(PDF) キャラシートとレコードシート(PDF) シナリオ「デビル・リカー」(PDFのシナリオとマップ2つを)