彼女の箱庭
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文庫サイズ/カバー付き/112P(通販価格:1400円) 炎冷前提の炎ホー 冷は炎司から向けられる欲の籠った目が恐ろしかった。 情交を断った日から穏やかな日を過ごしていたが、炎司が時々どこかで欲を発散している事を知る。ひょんな事からその相手が炎司の同僚、ホークスだと言う事を知る。 心に芽生えたのは嫉妬などではなく安心感―――。炎司の事は好きであるものの自分に性的欲求を向けられるのが怖かったのだ。それが他人へと向けられるならばと、冷の心は安定する事に気づいた。そんなおり、ホークスが冷に接触してくる。 「俺にエンデヴァーさんをください。大切にできんなら、俺に頂戴」 冷は考える。自分にとって炎司とは。炎司にとって自分とは。夫婦とは。炎司にとって、この年若い青年ホークスとは。 周りからみたらなんていびつでゆがんだ関係だろうか。それでも誰も悲しまないのなら、きっと大丈夫。 ※平和になった未来のもしもの世界。
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