朝凪空也さん（https://www.pixiv.net/member.php?id=10312947)の第一歌集『零時がきたら日付はかわる』の刊行を記念して作った冊子です。 少部数のため、通販予約の受付をはじめました。 2020年1月16日までに予約いただいた分を、1月18日に発送します。 （イベント頒布は2020年1月19日の文学フリマ京都です） 執筆者 歌織　フルカラーイラスト　１葉 みやねね子　掌編＆返歌　　３篇 孤伏澤つたゐ　短編小説　　１篇 題材にしている朝凪空也さんの短歌はそれぞれ、 　歌織さん この世には多くのグレゴール・ザムザが居、わたくしもその一人なのです 　ねね子さん ふらふらと遠いとこから降ってくる星を拾って並べる仕事 四のつく日には人間やめましょう割り箸の棘が指に刺さった バッドエンドストーリー読む悲しみはいつでも予習を必要とする 　つたゐ 今日というものが昨日の続きではない事を知り明日が来ない 幸福に付いてる値札こっちよりあっちのほうが安いそれにする 君といる時間において永遠と一瞬は共に等しくありぬ 旅に出ます　探さなくてもいいですが探してくれても構いませんよ どの作品も、それぞれの筆者の領域で、めいっぱい空也さんの短歌＆世界観へのリスペクトを表現しています。 空也さんファンの方はもちろん、空也さんの短歌をこれから始めるよ、という方、そして歌織さん＆ねね子さんファンの方はぜひお手に取ってみてください。 短歌はいずれも、朝凪空也第一歌集『零時がきたら日付はかわる』より引用しています。 試し読みはピクシブFANBOX内の記事（https://www.pixiv.net/fanbox/creator/5319976/post/722213)へどうぞ。