2018年中に同人誌へ寄稿したものを中心に全9本の論考+短編小説を収録しております。 　今回の収録論考には脳出血以前/以降のものが混ざっており、それを読み比べていただく面白さもあるのではないか？とも思っております。 　 【掲載論考】 ・切り分ける（カッティング）肉／編集される（カッティング）生／磨かれる（カッティング）宝石 ――『宝石の国』論　初出：アニメクリティーク Vol,7.5β ・たったひとつの冴えた、あるいは『宇宙よりも遠い場所』でいっぱいの旅 ――リハビリ論、『宇宙よりも遠い場所』論　初出：アニメクリティーク Vol,8 ・ぼくらに星はみえるのか ――『こーやのあろん』論　初出：PRANK! Vol,6 ・girls, dance, curtain call. ――切り離され、繋げられる観客について ――『リズと青い鳥』論　初出：アニメクリティーク Vol,9.5 ・ゲームやろうぜ！――すべての起こりは「記号」だったのだ、と ――ファミコン論　初出：ビンダー Vol,6 ・歌えない私歌えるあなた、飛べない私飛べるあなた――あるいは置き去りにされた身体について ――『バンドリ』『トリガール』論　初出：アニバタ Vol,18 ・そのキズに触れるための、虚構の手について ――『キズナイーバー』論　初出：アニバタ Vol,18 ・その加速する乖離のハイウェイに乗って/使い捨てるための世界 ――『ペンギン・ハイウェイ』論　初出：アニメクリティーク Vol,6.5 ・羅生の人 ――短編小説　書き下ろし